□新規事業や新規商品販売のための契約書を作成したい

新規事業や新規商品販売のための契約書も取引から発生するリスクや法的な問題を検討することになります。

契約書を作成する目的は将来の紛争を予防するためにあるといっても良いと考えられます。したがって、新規事業や新規商品販売については、取引実態を正確に把握することが必要とされるということになります。

新規事業であっても既存契約との整合性に気を付けるようにしましょう。既にほかの事業と矛盾する場合は法的効果が減殺されたり思わぬトラブルの原因になることがあったりします。

また、消費者契約法など強行放棄や消費者保護に関する法律に違反していないことはバックラインになります。そのほか、社会的責任、相手とのバランス、リスク分析とヘッジ、第三者の契約上の義務を侵害しないか、契約書作成の時期、契約締結の社内承認、契約書の署名、経理処理と税務上の問題―が問題となります。